※ARIC登録工法 登録番号1036
※旧NETIS登録工法 登録番号KT-100053-VR(2021年3月掲載終了)
従来、鉄塔・送電線工事、土木工事などにおいては、山砂や砕石を路盤とし、仮設道路や作業ヤードを構築していました。この従来工法は、運搬、敷均し、締固め等に多くの時間と労力を要し、また供用中の維持管理、撤去後の原状復帰、廃棄処分と課題点がありました。
「プラロード工法」はその課題点をクリアできる、新工法です。
プラロードは敷設・撤去が容易で、敷均し、締固め作業も不要となるため、工期を大幅に短縮することができます。また、維持管理、原状復帰作業を格段に減らすことが出来、土地のご返却時のトラブルも防ぐことができます。加えて搬入・搬出車両台数、重機作業が減るため、CO²排出量も大幅に削減することができます。材質には再生ポリプロピレンを使用しており、使用後も再利用可能で、循環型社会に適合した工法と言えます。
フルサイズ
寸法(㎜) 994×994×H180
質量(kg) 6.5
ハーフサイズ
寸法(㎜) 994×494×H180
質量((kg) 3.3
スペーサー
寸法(㎜) 993×246×H45
質量(kg) 1.4
・土木シート:引張強度:200N/cm以上(1000N/5cm以上)
・敷鉄板:5×20 t=22㎜
・N値1以上の平地
・鉛直方向許容荷重90kN/㎡ 範囲内
・自動車荷重T-25まで
・水田・畑等の軟弱地盤
・速やかな設置撤去、原状復帰が必要とされる場合
軽量、簡単。人力でスピーディな施工が可能。設置約50㎡人/日、撤去約70㎡人/日 ※標準2段積(H=0.2925m)の場合。
敷均しや締固め作業も不要となるため工期を60%短縮することができます。※山砂を用いた盛土式仮設道路工法600㎡との比較
軽量で地盤の圧密沈下が少ないため撤去後の原状復帰が容易となります。
重機による撤去作業の時間が大幅に減。残土の飛散や流出の問題も無くなります。
土砂を使用しないため撤去後の残土等によるトラブルを未然に防ぐことができます。
また土砂への抵抗がある地権者様に対しての提案で問題を回避することができます。
※プラロード撤去後
10tトラック1台で土砂換算約97㎥(標準的な2段積施工H=約0.293mで計算)を運搬可能。重量も6t未満と軽量なため、燃料消費を大幅に抑えることができます。また人力施工のため締固・整形の重機作業も不要。搬入出時の積込・運搬燃料消費も少なく環境負荷を大幅に低減します。
敷均し、締固め、撤去等の重機作業が大幅な低減と減容化による運搬で車両台数 を削減により、CO²の搬出量を大幅に削減することができます。
軟弱地盤 :軽量で軟弱地盤に最適です。生態系にも影響を与えることがなく、水田、砂浜、環境保護地域にも使用
頂けます。
仮設ヤード:臨時駐車場や現場事務所、仮設トイレ等設置スペースがない場合でも必要なときに必要な分だけ設置が
可能です。
特殊形状 :最小1m幅~大規模な施工が可能です。特殊な形状の土地や基礎杭の周辺を口の字型に囲むような施工
1m幅×100mといった細長い施工など柔軟に設置が可能です。
建築工事 :建築工事の基礎梁間に利用することで、資材置き場や搬入路を構築することができます。